2019年7月23日(火)

ラオックス、増資などで100億円調達 中期計画を上方修正

小売り・外食
2019/6/19 22:05
保存
共有
印刷
その他

免税店を運営するラオックスは19日、最大100億円を調達すると発表した。第三者割当増資と新株予約権の発行を実施する。引受先はラオックスの親会社の中国・蘇寧電器集団の投資子会社。調達した資金は電子商取引(EC)事業などに使う。これまでの日本国内の免税店事業にとどまらず、中国での事業展開を加速させることで収益の改善を進める。

ラオックスは訪日客の取り込みや中国現地の需要開拓も進めてきた(都内の店舗)

株式と新株予約権は蘇寧電器集団傘下のグランダギャラクシーリミテッドなどに割り当て、同社は3割強を握る筆頭株主になる。これまでは蘇寧易購集団傘下のグランダ・マジック・リミテッドが43.1%を保有する筆頭株主だったが、出資比率は28.74%に低下する。

同じ蘇寧グループだが蘇寧電器は非上場で、蘇寧易購は上場している。「非上場の下に置くことで経営のスピードアップを図るのが目的」(ラオックス)としている。蘇寧グループとして新たな資金を投入、事業のテコ入れを目指す。

調達資金は中国事業に充てる。海外取引は仕入れから販売、資金回収までに約4カ月かかっているため、商品在庫の確保などのため運転資金が必要だったとしている。

また、ラオックスは同日、2020年12月期までの中期経営計画を修正すると発表した。19年12月期は売上高1500億円、営業利益20億円の目標を据え置く一方、20年12月期は売上高で従来計画比11%増の2000億円、営業利益で同2割増の48億円積を見込む。営業利益率も0.2ポイント改善の2.4%を計画する。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。