2019年7月19日(金)

日経平均VI、1カ月半ぶり低水準

2019/6/19 20:30
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日経平均株価の将来の予想変動率を示す「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」が低下している。19日に一時、前日比5.7%低い15.96を付け、約1カ月半ぶりの低さになった。米中首脳会談が来週開かれる見通しとなり、投資家の米中貿易摩擦に対する懸念の一部が和らいだことが背景にある。

19日の終値は前日比3.8%低い16.28だった。日経平均VIはオプションの取引価格に基づいて算出し、投資家が今後の株価変動の大きさをどの程度と予想しているのかを示す。株価下落に備えた「売る権利(プット)」の売買が増えると、指数は上がりやすい。19日は日経平均株価が大幅に上昇し、プットを買う動きが一服した。

日経平均VIは5月上旬に一時24.66を付けて以降、下落基調にある。大和証券の木野内栄治氏は「株式相場での膠着感がやや強まっていたことも、日経平均VIが低下した要因」と指摘する。米国株の予想変動率を示すVIX指数も15.15と、5月上旬の23.38をピークに低下傾向だ。

もっとも、「米中交渉は長期化が予想される」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘氏)との声は依然として多い。日本株がこのまま上値を追うとの見方は限定的だった。

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