2019年7月21日(日)

野村、11%高 自社株買いを好感

金融機関
2019/6/19 22:00
保存
共有
印刷
その他

19日の東京市場で野村ホールディングスの株価が商いを伴って大幅反発した。前日比11%(36円)高の377.5円と、約5週間ぶりの高値水準を付けた。上昇率は2年7カ月ぶりの大きさで、19日の東証1部で6番目。18日に発表した1500億円を上限とする自社株買いが好感された。

売買代金は約180億円と前日(約40億円)から急増した。取引開始直後は利益確定売りも出たが、次第に買いが膨らみ、この日の高値で取引を終えた。

前日の取引終了後に発表した自社株買いは、グループで保有する野村総合研究所(NRI)の株式売却で得られる見込みの約1600億円が原資となる。NRIが実施する自己株式の公開買い付け(TOB)に応じる形で売却する予定だ。

野村は2002年に2500億円の自社株買い枠を設定したが、実際の買い入れは300億円台にとどまった。仮に今回1500億円の上限まで買い入れた場合、野村として過去最大規模の自社株買いとなる。

モルガン・スタンレーMUFG証券の長坂美亜株式アナリストは「規模とタイミングは想定外」として、目先の株価には追い風になると見る。もっとも、株価はアベノミクス相場初期のピーク(13年5月の980円)より6割低い水準にとどまる。本格反転には、4月に発表した構造改革を急ぐ必要がある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。