2019年9月21日(土)

教員の仕事時間、小中とも最長 OECD調査

2019/6/19 18:00
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OECD国際教員指導環境調査の結果から、日本の教員の長時間勤務は国際的にみても異例であることが分かる。1週間の仕事時間は小学校54.4時間、中学校56.0時間で、ともに参加国・地域の中で最長。一方で職能開発にかける時間は小中とも最短だった。

中学教員の1週間の仕事時間のOECD平均は38.3時間で、日本は大幅に上回った。部活動など「課外活動の指導」が平均1.9時間に対し日本は7.5時間と長い。

仕事の内容別にみると、日本の教員は事務や同僚との共同作業などに割く時間が多い。「一般的な事務業務」は小学校5.2時間、中学校5.6時間で中学は平均(2.7時間)の2倍強だ。

研修などの「職能開発活動」は小学校で0.7時間、中学で0.6時間どまり。30歳未満の若手教員の割合は中学で21.0%(平均11.5%)と前回2013年調査より2.4ポイント上昇しており、勤務時間増の一因となっているとみられる。

OECDのシュライヒャー教育スキル局長は19日、「授業外でも生徒と交流し、個人的な絆を持てることは日本の教育の強みでもあるが、教員の負担は大きい。事務負担の削減など、できる限りの対策をとるべきだ」と話した。

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