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フィリピン航空、社長が退任 会長の娘が代行

【マニラ=遠藤淳】フィリピン航空は18日、ハイメ・バウティスタ社長兼最高執行責任者(COO)が退任すると発表した。時期や後任には言及していない。大手財閥LTグループの総帥でもあるルシオ・タン会長兼最高経営責任者(CEO)の娘のヴィヴィアン・タン副社長が統括責任者を務め、実質的に社長を代行する。経営継承をにらんだ体制変更とみられる。

退任するフィリピン航空のハイメ・バウティスタ社長

フィリピン航空の取締役会にバウティスタ氏から引退したいとの申し出があり、承認した。家族とより多くの時間を過ごしたいと話したという。同氏は2014年に社長に就任。格安航空会社(LCC)との競争で業績は低迷している。

当面、経営の指揮を執るヴィヴィアン氏はLTグループで要職を歴任した。フィリピン航空では財務や管理部門の責任者を務めている。

フィリピン航空は、ルシオ・タン氏の投資会社が株式の大半を保有している上場会社PALホールディングス(HD)の傘下の非上場企業。実態としては両社の経営体制はほぼ同じで、関係者によると、PALHDでも近く新体制を公表する見通しだという。PALHDは2月にANAホールディングスから約10%の出資を受けた。

LTグループはたばこ・酒や銀行、不動産などの事業を手がける大手財閥。有数の富豪として知られるルシオ・タン氏はフィリピン航空の経営立て直しを狙い、12年にPALHDの株式の49%を大手財閥サンミゲルに売却し、14年に買い戻している。

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