2019年9月19日(木)

鈴木宗男氏、参院選に維新で出馬へ 自民、改憲へ連携期待も

2019/6/19 19:30
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新党大地代表の鈴木宗男元衆院議員は、日本維新の会に入党して7月の参院選に立候補する意向を固めた。維新の松井一郎代表と17日に会談し、政治信条や政策の方向性が一致していることを確認した。安倍晋三首相や菅義偉官房長官と近く、自民党内では参院選後、憲法改正に前向きな維新と首相官邸のパイプ役になるとの見方がある。

維新は入党手続きを進め、参院選で比例代表か北海道選挙区での擁立を検討する。鈴木氏は19日、日本経済新聞の取材に「維新に入党し、北方領土の返還に命懸けで取り組みたい」と語った。改憲には「維新も主張している。私も時代にあった憲法にすべきだと思う」との認識を示した。

鈴木氏は1983年の衆院選で無所属で初当選した。自民党に入り、外務政務次官や北海道沖縄開発庁長官、内閣官房副長官を務め、ロシア外交に長年関わった。新党大地では、2005年に衆院議員に返り咲いたものの、10年に失職。17年の衆院選に出馬し、落選した。近年は首相官邸をたびたび訪れ、首相と日ロ関係を巡って意見交換している。

首相は参院選で、改憲の議論を進めることの是非を問うことに意欲を示す。選挙後は改憲発議に必要な衆参両院で3分の2の議席確保に向けて、公明党や維新など改憲に前向きな勢力との連携が欠かせない。自民党内には鈴木氏の橋渡しの役割に期待する声がある。

維新は参院選で地方の政党との連携を訴えている。大地の鈴木代表の擁立に加え、「減税日本」などとの協力も深める方針だ。

鈴木氏を迎え入れ、日ロ関係でマイナスの印象を払拭する狙いもあるとみられる。維新は所属していた丸山穂高衆院議員について、北方領土を戦争で取り戻す是非に言及したのを受け除名した。

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