2019年7月16日(火)

首相、衆院解散「頭の片隅にもない」 党首討論
老後2000万円問題「大きな誤解生じた」

政治
2019/6/19 15:00 (2019/6/19 16:03更新)
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安倍晋三首相と立憲民主党の枝野幸男代表ら野党党首4人は19日午後3時から、今国会で初めてとなる党首討論に臨んだ。7月の参院選を控え経済政策や外交・安全保障を巡り45分間の論戦を交わした。開催は18年6月以来1年ぶりだ。

首相は衆院解散に踏み切るかどうかについて「解散という言葉は頭の片隅にはない」と述べた。野党が内閣不信任決議案を提出した場合についても「頭の片隅にもない」と語った。

日本維新の会の片山虎之助共同代表が「解散するのか、しないのか」と問うたところ、首相は「重要な質問だ」と応じた。片山氏の先に討論に立った枝野氏や国民民主党の玉木雄一郎代表、共産党の志位和夫委員長は解散に言及しなかった。

老後に2000万円の金融資産が必要との試算を示した金融庁の報告書を巡って応酬した。枝野氏は「年金に関する関心と老後への不安が高まっている。安心ばかり強調されて有権者の不安に向き合っていないことに多くの人が怒っている」と指摘した。

首相は「大きな誤解が生じた。違和感を感じた人もいる」と答えた。年金制度に関して「現実と向き合いながら制度の改正をしている」と理解を求めた。

国民民主党の玉木氏は将来の年金水準の見通しを示す公的年金の財政検証について「いつ出すのか」と早期公表を求めた。首相は「政治、政局と関わらず検証し報告してもらう」と話した。

18日夜に新潟県村上市で震度6強を観測した地震について、首相は被災者に「心からお見舞いを申し上げたい」と述べた。「土砂崩れや余震といった二次災害対策に万全を期す。道路などライフラインの早期復旧に全力を挙げる」と訴えた。

討論時間は枝野氏が20分、玉木氏が14分、志位氏と片山氏が5分30秒ずつだった。

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