2019年7月24日(水)

米民主バイデン氏、トランプ氏出馬批判「事実直視せず」

トランプ政権
北米
2019/6/19 13:46
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米民主党のバイデン前副大統領は指名争いでトップを走る(17日、ワシントン)=AP

米民主党のバイデン前副大統領は指名争いでトップを走る(17日、ワシントン)=AP

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領が18日、2020年11月の大統領選への出馬を正式表明したことを受けて、民主党で指名を争う候補は一斉にトランプ氏を批判した。バイデン前副大統領は「トランプ氏は耳にしたくない全てのことを偽ニュースと位置づけて切り捨てる」とツイッターで非難した。「今回の選挙は私の人生で最も重要だ」と強調し、支持者に結束を促した。

サンダース上院議員は「我々の最も重要な任務は米国の現代史で最も危険な大統領を倒すことだ」と訴えた。トランプ氏が演説のなかで気候変動対策や最低賃金の引き上げ、学生ローン問題に触れなかったと指摘し「一般国民の実情に精通していない」と切り捨てた。

カマラ・ハリス上院議員もNBCテレビのインタビューで、トランプ氏の演説が米社会の分断をあおり「我々(の進歩)を後戻りさせるものだ」と非難した。「米国の指導者には全ての米国民のための将来的なビジョンを提示することが求められている」と指摘した。ベト・オルーク前下院議員は「大統領を倒すためともに戦おう」と支持者に呼びかけた。

米紙ワシントン・ポスト(電子版)はトランプ氏の演説について、不支持率が高まっても批判を浴びる政策を変えず、むしろ最も熱烈な支援者の支持固めに注力する姿勢が鮮明になったと分析した。トランプ氏は与党・共和党内の支持率が9割前後にのぼる。

CNNテレビは、トランプ氏が不法移民対策で厳しい措置を講じ、自らをエリート層と戦う部外者と位置づけた点に着目。米社会の分断を招いた2016年の大統領選の戦略を踏襲したと指摘した。

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