リコージャパン「脱・自前」 ITサービス事業拡大へ

2019/6/19 12:40
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日経クロステック

リコーの販売子会社であるリコージャパンは18日、IT(情報技術)サービス事業の拡大に向けて、新たに協力会社向けの「パートナープログラム」を立ち上げたと発表した。IT機器や業務アプリケーションを開発する企業から幅広く募り、ITサービスの品ぞろえを増やす。ペーパーレスの流れを受けて主力の複合機を取り巻く経営環境は厳しく、「脱・自前」でITサービスを伸ばす考えだ。

リコーの野水泰之常務執行役員

リコーの野水泰之常務執行役員

リコーの野水泰之常務執行役員は記者会見で「(世界の)各地域でアプリを企画・開発できるようにして、顧客に提供するまでの期間を短縮する」と語った。リコーは複合機が中心のオフィスプリンティング部門の売上比率が足元で5割を超えているが、次期中期経営計画の最終年度に当たる2023年3月期までにこれを4割に引き下げ、ITサービスを伸ばす方針を打ち出している。

リコーは同プログラムに参加するパートナー企業に対して、リコーグループの次世代複合機や360度カメラといった機器やアプリと手軽にデータをやり取りするためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)やソフトウエア開発キット(SDK)を公開する。加えて、スキャンやファイルのアップロードといった機能をコンポーネント(部品)として提供する。既に100個以上を準備しているという。パートナー企業はAPIやコンポーネントを組み合わせるだけでアプリを構築できる。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 山端宏実)

[日経 xTECH 2019年6月18日掲載]

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