2019年7月24日(水)

日経平均反発、終値361円高 米中摩擦の懸念後退

2019/6/19 9:11 (2019/6/19 15:42更新)
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19日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前日比361円16銭(1.72%)高の2万1333円87銭で終え、5月10日以来約1カ月ぶりの高値となった。米中首脳会談が来週に開かれる見通しとなって米中貿易摩擦への警戒感が和らいだうえ、米欧で金融緩和期待が高まり、投資家心理が改善した。トレンド追随型のヘッジファンドなど短期筋を中心とした買いが相場を押し上げた。値がさ株のほか、足元で軟調だったハイテク株の上昇が目立った。

米中貿易戦争の激化に伴う景気減速懸念の後退に加え、米欧で金融緩和期待が高まったことを受け、日経平均の上げ幅は一時386円まで広がった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が18日の講演で追加緩和を示唆。日本時間20日午前3時に結果が判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)でも、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに前向きな姿勢を強めるとの見方が広がった。

ただ、FOMC前に商いは低調で、上値を追う動きは限られた。きょうの相場上昇を主導したのは短期筋とみられ、株高の持続性を見極めたいとの声は多く、買い一巡後は上値の重さが目立った。

JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発。終値は前日比237.95ポイント(1.75%)高の1万3855.65だった。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、26.60ポイント(1.74%)高の1555.27で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆365億円。売買高は11億6763万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1910と、全体の約9割を占めた。値下がりは187、変わらずは47銘柄だった。

最大1500億円の自社株買いを実施すると発表した野村が大幅高。ソフトバンクGファストリといった値がさ株の上げが目立った。孫正義会長兼社長が株主総会で新規ファンドの成長に意欲を示したソフトバンクGは1銘柄で日経平均を約43円押し上げた。東エレクアドテスト信越化など半導体関連株が買われた。村田製キーエンス日電産も高い。住友鉱国際石開帝石コマツも上昇した。一方、元気寿司と進めていた経営統合の協議を中止すると発表したスシローGHが大幅安。富士通ユニチャームが下落した。ANAHDOLCが安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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