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シャナハン氏、国防長官辞退 後任はエスパー陸軍長官

トランプ氏が発表

(更新)
国防長官の指名を辞退したシャナハン氏=ロイター

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は18日、シャナハン国防長官代行が国防長官に昇格する指名人事を辞退したと発表した。家族との時間を大切にするためだと理由を説明し、シャナハン氏は23日に退任する。後任の代行にはマーク・エスパー陸軍長官を起用する。イランとの緊張が高まる中で安全保障政策に関わる高官の交代は政権に痛手となる可能性がある。

トランプ氏は同日、ツイッターに「すばらしい仕事をしたシャナハン氏は議会の承認手続きに進まないことを決めた」と書き込んだ。ホワイトハウスは5月上旬にシャナハン氏を国防長官に指名すると発表したが、この指名人事を議会に正式通知していなかった。

シャナハン氏は23日に国防副長官を辞任し、長官代行職からも退く。同氏は航空機大手ボーイングの出身で安全保障政策の経験は浅かったが、トランプ政権下で国防副長官に抜てきされた。マティス前国防長官の辞任に伴い、2019年1月に国防長官代行に就任した。

シャナハン氏は指名辞退の理由を家族への配慮だと説明した。米メディアによると、米連邦捜査局(FBI)の身元調査で10年ごろに妻に暴力をふるった疑いが浮上。息子が妻をバットで殴って気絶させたこともあった。議会の指名公聴会ではこうした過去の家族関係を問われる可能性が高かった。

トランプ氏が国防長官代行に指名するエスパー氏は17年11月に陸軍長官に就任した。防衛大手レイセオンの元幹部で、航空宇宙産業協会(AIA)の最高執行責任者(COO)も務めた。国防総省や米議会、保守系シンクタンクでの勤務経験もある。

トランプ政権は安全保障政策で課題が山積している。17日にはイランの脅威が高まったとして中東に1000人の増派を決めたばかりだ。北朝鮮は5月に短距離弾道ミサイルの発射に踏み切り、8月の中距離核戦力(INF)廃棄条約の失効後にはロシアの脅威への対応も必須となる。

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