2019年7月16日(火)

サッカー

五輪世代、見せ場は演出もチリに完敗 サッカー南米選手権

2019/6/18 20:44
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【サンパウロ=武智幸徳】20年ぶりに出場したサッカーの南米選手権で1次リーグC組の日本代表は17日(日本時間18日)、チリ代表に4失点して0-4で初戦を落とした。

チリに完敗し、さえない表情の久保建(21)ら日本イレブン=共同

チリに完敗し、さえない表情の久保建(21)ら日本イレブン=共同

大会3連覇を狙う南米王者に対し、森保監督は先発に初出場の6人を並べた。GK大迫は19歳、SBの杉岡と原、FW上田は20歳、MF前田は21歳、ボランチの中山は22歳。これに9日のエルサルバドル戦でデビューしたばかりの18歳の久保建も初先発で加わった。

勝敗を度外視していたわけではないだろう。2列目の中島は左、久保建は中という配置は2人の攻撃力を十全に引き出すには妥当。右の前田はサイド攻撃を食い止め、返す刀で逆襲する推進力を買った。限られた戦力の中で勝ち筋を懸命に探った跡はうかがえた。

後半、際どいシュートを放った久保建をはじめ、選手は異口同音に「1点返せていたら違った展開になっていた」と悔しそうだった。実際にそうできたかは別にして、届かない相手との距離に歯ぎしり、じだんだを踏めるのも、真剣勝負の値打ちだろう。

GKとの1対1、柴崎からの絶妙のラストパスと、2度の決定機を逃した上田は「力不足とかで片付けるつもりはない。今は明確な原因がわからないが、この遠征中に改善策を考え出していきたい」と話す。

三好のスルーパスを引き取ってシュートに持ち込む場面もあった。「僕の武器は背後狙い。的確にスペースを見つけられた」と収穫も挙げた。

4失点のDF陣では杉岡が「一瞬でも(マークを)あけたらやられる」といえば、原は「いい経験ができたで終わらせるわけにはいかない」。

「失点にはすべて理由がある」という大迫は、特に最初のCKの失点が「流れの中ではよく守れていたので悔しい」。それまでチリのCKはニアに低いボールを集めていた。一転、ファーサイドに大きく上げてきた相手に裏をかかれた格好。

1対1で頭上を抜かれた4失点目は「ワンバウンドしたボールがスリッピーに来るイメージで飛び出したら、思ったよりボールは来ないし相手(バルガス)は速くて」。

現実に打ちのめされながら初出場組の腹中には「この距離は必ず埋める」という種が、まかれたようでもある。

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