群馬初の「ドローン教習所」が7月に開校
群馬県内で2つの自動車教習所を運営するぐんま安全教育センター(前橋市)は7月、小型無人機(ドローン)の運転技術を学ぶ「ドローンアカデミージャパンぐんま」を開設する。同社によると、県内の自動車教習所が「ドローン教習所」を始めるのは初めて。

ぐんま安全教育センターは18日、ドローン調査などを手掛けるスカイシーカー(東京・千代田)と業務提携した。スカイシーカーが教育プログラムなどを提供する。
ドローン教習所では入門体験講座のほか、一般技能と特殊技能の2つのコースを用意。一般技能は3日間のコースで、価格は20万円を予定。座学は前橋市で、実技は同県吉岡町で実施する。ドローンの利用が広がるとみられる農業や建設業などからの需要を見込む。
ぐんま安全教育センターは人口減少に対応して事業の多角化を狙う。一方、スカイシーカーは同様の提携先を2019年度内に全国で10近くまで増やす計画だ。