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「気軽に投資相談を」 Fan尾口氏(IFAの流儀)

2019/6/20 12:00
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金融商品選びや投資計画の立て方など、資産運用は初心者にとって難しいことばかり。経験者でも投資成果を上げ続けるのは容易ではない。そんなときに頼りになる相談先のひとつが独立系金融アドバイザー(IFA)だ。「投資信託相談プラザ」を展開するFanの尾口紘一社長に聞いた。

――富山を拠点に活動している理由は。

Fanの尾口紘一社長

Fanの尾口紘一社長

「出身地の富山でFanを設立し、いまも家族と一緒に住んでいます。地元が好きだということもありますし、東京への交通の便もいい。インターネットを使って仕事ができるので、不便を感じたことはありません。富山で開くセミナーは特に集客がよく、顧客も年々増えていて、地方での需要の広がりに手応えを感じています」

――Fanの強みは。

「資産運用を始めたい人を証券会社選びからサポートできることです。提携先のSBI証券と楽天証券、資産運用サービスのウェルスナビ(東京・渋谷)の中からどの会社で運用するか、顧客の目的や好みなどに合わせて選んでもらえます」

「当社の役割は、ネット証券と顧客の橋渡しです。手数料の安さにひかれてネット証券に口座を開設したものの、何を買っていいのかわからない人が少なくありません。知識と経験を持ったIFAが間に立って商品選びを手伝い、顧客が追加のコスト負担なしで資産運用のアドバイスを受けられるのはメリットだと思います」

――投資信託相談プラザを開設した狙いは。

「IFAに直接会って相談したい人が気軽に立ち寄れる窓口として開設しました。いまは東京と神戸、富山に3店舗あり、IFAの認知度・ブランド向上にも役立っていると思います。このほかに福岡、名古屋、宇都宮、浜松にオフィスがあります。全国で年間100回ほど開く資産運用セミナーの後や、インターネットを通じたオンラインでの個別相談も受け付けています。セミナーの参加者は今年5月末時点でのべ1万人を突破しました」

――どんな顧客が多いですか。

「当社は富裕層だけでなく、若年層も積極的に取り込んでいます。口座数は2018年末時点で約7000口座ありますが、このうち40歳未満が2割です。誰かにお金の相談をしたいと思っているのは、富裕層や高齢層だけではありません。若い人にも入り口を広げて、気軽に相談をしてもらうことで誰でも投資ができる環境を整えていきたいです」

――理想のIFAとは。

「金融知識が豊富で、顧客が目指す目標(ゴール)に向け道筋を立ててアドバイスできるIFAが理想です。私が大学卒業後に大手証券会社でファイナンシャル・アドバイザー(FA)として働いていた時は、セールストークが上達しても金融知識が増えないことに不安を感じていました。税金や保険の分野も含めてIFAとして必要な金融知識をきちんと身につけ、初心者にもわかりやすく説明できるスキルが必要です」

「優秀な人材が増えればIFAの認知度も上がり、利用したいと思ってくれる人も増えていくでしょう。質の高いサービスを提供するための人材育成と営業ツールの整備は重要な課題だと思います。一方、投資家もアドバイザーに丸投げしていられる時代ではありません。セミナーなどに足を運んで金融リテラシーを高めてもらい、ともに歩んでいける関係を目指していきたいです」

尾口紘一氏 株式会社Fan(富山市)社長。大手証券会社勤務を経て2008年に起業。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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