2019年7月23日(火)

6月のNY連銀景況、過去最大の下げ幅 関税影響拡大

経済
北米
2019/6/18 2:48
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=宮本岳則】米ニューヨーク連邦準備銀行が17日発表した6月の製造業景況指数(季節調整済み)は前月比26.4ポイント低下のマイナス8.6となり、2016年10月以来の低水準となった。1カ月の下げ幅としては過去最大を記録した。米国と中国の貿易協議の長期化に加え、不法移民を巡るメキシコとの対立でも米政権が関税引き上げに動こうとしたことで、企業活動に悪影響が広がった。

ニューヨーク連銀の製造業景況指数は6月、2016年10月以来の低水準となった=AP

個別の項目でも輸入関税の悪影響が表れた。「新規受注」は前月比21.7ポイント低下のマイナス12.0となり、約3年ぶりの低水準となった。「受注残」も17.9ポイント低下のマイナス15.8に沈んだ。米ゴールドマン・サックスのエコノミストチームは今回の指数悪化について「(製造業からの)回答の多くは米ホワイトハウスがメキシコへの関税措置見送りを決める前に集められたものだろう」と指摘する。

米連邦準備理事会(FRB)は18~19日に金融政策を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。今回の低調な景気指標を受けて、市場で利下げ観測が強まる可能性がある。同調査は管轄地区内の約200の製造業者が対象となる。マイナスの数値は前の月より景況感が「悪化した」との回答の比率が「改善した」との回答の比率を上回ったことを示す。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。