エジプトのモルシ前大統領、法廷で死亡 心臓発作か - 日本経済新聞
/

エジプトのモルシ前大統領、法廷で死亡 心臓発作か

【カイロ=飛田雅則】エジプトのモルシ前大統領(67)は17日、カイロの裁判所で死去した。法廷で気絶し、息を引き取った。現地報道によると死因は心臓発作という。2013年7月に当時のシシ国防相(現在の大統領)が率いた事実上の軍事クーデターで大統領職を解任され、その後、逮捕されていた。

モルシ氏は11年の民主化運動「アラブの春」で長期独裁のムバラク政権が倒れた後、12年に初の自由選挙で当選し大統領に就任。しかし急速に社会や政治をイスラム化する政策が民衆の反発を買った。同氏の出身母体であるイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」を警戒する軍部と対立したことが、解任の原因となった。

その後の裁判で、大統領就任前に刑務所から脱獄した罪などで死刑判決を受けていた。多数の裁判を抱え、最近は体調を崩していたもようだ。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません