2019年7月20日(土)

宇都宮のエクセルシオール、ベトナムで現場監督教育

北関東・信越
2019/6/17 20:21
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建設業の現場監督に特化した人材派遣を手掛けるエクセルシオール(宇都宮市)は、ベトナムの若い人材を現地で教育し日本で受け入れる事業を始める。現地の大学と協力して日本での就労を希望する人を募り、日本語学校などの教育を受けさせたのち日本で雇用し、監督として現場に派遣する。建設業の人手不足が深刻化する中、外国人材活用に活路を見いだす。

エクセルシオールとミエンタイ建設大学は覚書に調印した

このほどベトナム南部のビンロン省にある「ミエンタイ建設大学」と、学生の就業支援について覚書を結んだ。技術者として日本での就職を希望する学生の受け入れで連携する。

具体的には、同大学の卒業後にエクセルシオールが業務提携した現地の日本語学校で日本語を学んでもらうほか、ビジネスマナーなど日本で働く上で必要な知識や技能を約1年をかけて身につけさせ、エクセルシオールが雇用し日本の建設現場に監督として派遣する。教育の費用は同社が負担する。

大学の卒業生に加え、再就職者も受け入れる。まず9月にも30人を日本語学校に入学させて段階的に人数を絞り込み、20年夏ごろに10人を日本で採用する計画だ。

取得する在留資格は専門人材としての業務を前提とする「技術・人文知識・国際業務」とする方針。小網俊彦部長は「あくまでもスペシャリストを受け入れる」と話す。

エクセルシオールは05年に設立し、東日本を営業エリアに大手ゼネコンなどが手がける工事に現場監督を派遣している。ただ人手不足と高齢化が課題となっており、現在派遣している社員の平均年齢は55歳前後になっているという。

建設業界で人手不足感が強まるなか、外国人技術者への需要は大きいとみる。小網部長は「今後受け入れ先の大学も増やし、ニーズを見極めつつ年間10人程度のペースで採用を進めたい」と話している。

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