山形の蔵王坊平に温浴施設、運動回復に 米沢の置環

2019/6/17 20:27
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上下水道メンテナンスの置環(山形県米沢市)は同県上山市の蔵王坊平アスリートヴィレッジにスポーツ温浴施設を作る。国のナショナルトレーニングセンターに指定されている施設の一角に温泉を掘削。疲労回復につながる3温度帯の風呂やカフェなどを設け、合宿をする競技団体の選手や、周辺のスキー場やキャンプ場などの一般客利用も見込む。

高地トレーニングに使うアスリートリカバリーセンター(完成予想図)

プールやジャグジーで疲労回復につなげるアスリートリカバリーセンター(完成予想図)

「アスリートリカバリーセンター」(仮称)の投資額は5億4000万円。五輪選手の事前練習に利用できるよう2020年7月開業を目指す。4501平方メートルの敷地に延べ床面積871平方メートルの木造2階建ての施設を作る。利用料金などは今後決めるが、一般客を中心に年間7万人の利用を見込む。

体育施設がある同ビレッジは全国に2カ所の高地トレーニング強化拠点施設に指定されているが温浴施設がなかった。スキー選手を採用するなどスポーツ支援にかかわる置環が新規事業として始める。

15日に地鎮祭を開き、上山市の横戸長兵衛市長は「市が進めるクアオルト(健康保養地)の重要な拠点になる」と期待した。桐生正貴社長は「人口減少で本業の需要は先細りする。施設の維持管理には自社の技術者を活用でき、接客面は他の人材を活用することで新規事業として取り組むことにした」としている。

置環は年商4億円。地域経済けん引事業計画の承認を受けるなどして建設資金の一部に補助金を得たが、大半は山形銀行や日本政策金融公庫からの融資で資金調達した。

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