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社会や環境もテーマに 米国では株主提案増える
変わる総会(7)=おわり

株主総会
2019/6/18 20:30
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「安全衛生管理の徹底を」。27日に総会を控える安藤ハザマに香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーが株主提案をしている。工事現場で火災事故が発生したことを受け、定款に条文を新設するよう求めた。安藤ハザマは安全対策の徹底を図るとしながら、定款に規定することはなじまないと提案に反対している。

投資家の要求はガバナンスの強化や株主還元の充実にとどまらなくなってきている。

環境と社会、企業統治を重視するESG投資は、2017年に世界で残高が30兆ドルを突破。仏運用会社ナティクシス・インベストメント・マネージャーズによると、投資家の半数以上が「ESG投資を通じて市場平均を上回るリターンを生み出す」とみている。

株主総会でもESGは重要なテーマになりつつある。安藤ハザマのような事例は日本ではまだ珍しいが、米国では「政治献金や二酸化炭素(CO2)排出量の開示などの株主提案が目立ってきている」(大和総研の鈴木裕主任研究員)。

国内の投資家も動き出している。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は15年にESGへの配慮を定めた責任投資原則(PRI)に署名。10日には三井住友トラスト・アセットマネジメントが英大手生命保険会社リーガル&ジェネラルグループと提携した。投資先とESGに関して対話するノウハウを取り込む狙いだ。

個人投資家も「ミレニアル世代はESGへの関心が高い」(ニッセイアセットマネジメントの藤井智朗共同チーフ・インベストメント・オフィサー)という。株主総会は企業価値の向上を巡り、経営者と投資家がより広く、より深く向き合う場に変わっている。(おわり)

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