2019年9月22日(日)

「ひきこもり」中高年で61万人 子ども・若者白書

2019/6/18 9:15
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東京都は2019年度から、ひきこもり支援の対象年齢を中高年まで広げた(東京都千代田区の支援窓口)

東京都は2019年度から、ひきこもり支援の対象年齢を中高年まで広げた(東京都千代田区の支援窓口)

政府は18日、2019年度版「子ども・若者白書」を閣議決定した。自宅に半年以上閉じこもっている「ひきこもり」を初めて特集した。40~64歳のひきこもりが全国で推計61万3千人いると紹介した。仕事も通学も求職もしない「ニート」を含む若年無業者数は18年で約71万人と昨年調査とほぼ横ばいだった。

ひきこもり状態になってから7年以上経過した人は5割近くを占めた。「30年以上」も6.4%いた。ひきこもりのきっかけは「退職」が最も多く「人間関係」や「病気」が続いた。ひきこもりになった年齢は60~64歳が17%で最多だったが、25~29歳も14.9%で大きな偏りはみられなかった。

内閣府はひきこもりを、家や自室からほとんど出ない状態に加え、趣味の用事など以外に外出しない状態が6カ月以上続く場合と定義する。調査は全国で無作為抽出した男女5千人に、18年12月7日から24日まで訪問で実施した。

白書は日本の若者の自己肯定感が低い例についても特集した。「自分自身に満足している」と答えたのは日本は45.1%で、米国の87%や韓国の73.5%に比べて低かった。「自分には長所がある」と答えたのも日本は62.3%だったが、ドイツや米国では9割を超えた。

「ボランティア活動に興味がある」と答えた若者も33.3%で、調査対象国の若者と比べて最も低かった。

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