結婚しない理由「適当な相手に巡り合えず」46% 少子化白書
政府は18日の閣議で2019年度版「少子化社会対策白書」を決定した。内閣府が18年に実施した意識調査の結果を紹介した。どのような状況なら結婚するのかをたずねたところ「経済的に余裕ができること」が42.4%で最も高く、「異性と知り合う機会があること」が36.1%で続いた。
結婚を希望している人に結婚していない理由を問うと「適当な相手に巡り合わない」との回答が46.8%で最多だった。このうち61.4%が「特に何も行動を起こしていない」と答えた。男性はどの年代でも女性と比べてその割合が高かった。
結婚相手との理想の出会いの場については37.6%が「職場や仕事で」とした。20~24歳の女性に限ると49.5%だった。調査は18年12月7日から18日までインターネット上で実施された。