2019年7月21日(日)

花王、欧州から高級化粧品「センサイ」 日本投入へ

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小売り・外食
2019/6/17 19:17
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花王傘下のカネボウ化粧品は17日、欧州や中東で販売している高級化粧品「センサイ」を日本や中国などアジアに投入すると正式発表した。訪日客が母国で日本製を買い求める「帰国後消費」の取り込みを狙う。花王は化粧品事業で2025年までに売上高4千億円を目指す。

原料の絹にこだわり、日本国内で製造している

「センサイ」は欧州を中心に展開してきた高級ブランド。日本の美をテーマに日本国内で製造している。今秋から35品目を日本で取り扱う。百貨店などの実店舗のほか、ネット通販(EC)の活用を予定している。

アジア向けに、国境を越えた電子商取引である「越境EC」での扱いも今秋から始める。中国では20年から実店舗での販売に乗り出す。各国の空港にある免税店にも出店を予定している。

花王の化粧品事業の18年12月期の売上高は2796億円で前の期比5%増だった。営業利益率は9.9%と高水準にある。カネボウ化粧品の村上由泰社長は「『キュレル』『フリープラス』といったブランドが中国やアジアで支持され、業績をけん引した」と話す。

花王は18年5月、それまで伸び悩んでいた化粧品事業の新戦略をまとめた。販売が低迷する商品は廃止し、海外展開が主力の11ブランドにマーケティング投資を集中させる。日本や中国への投入を決めたセンサイもその1つにあたる。

アジアでは資生堂の「クレドポー ボーテ」など高級化粧品の売れ行きが好調だ。カネボウ化粧品も「センサイ」のアジア投入で、訪日客の消費や帰国後消費の取り込みを狙う。

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