2019年7月20日(土)

竹中工務店、バイオガス設備を小型化 生ごみからエネルギー生成

環境エネ・素材
住建・不動産
2019/6/17 17:16
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竹中工務店は17日、生ごみからバイオガスを生成する設備を食品工場やショッピングモール向けに発売すると発表した。電気や熱に変換し、建物内でエネルギーとして活用することができる。大阪市の高層ビル「あべのハルカス」に導入した設備を小型化し、設置に必要なスペースを6割削減した。小規模な建物でも導入しやすくした。導入費用は建物の条件により、目安は2億円弱。

竹中工務店が展開するバイオガス設備のイメージ図。生ごみや排水を集め、電気や熱を建物に戻す(竹中工務店提供)

1つの建物で完結するバイオガス発生システム「メタファーム」を小型化した。処理できる生ごみの量を1日あたり3トンから1トンへ縮小し、設置に必要な面積を従来の200平方メートルから80平方メートルと半分以下にした。自動車7台分程度のスペースで設置できる。

生ごみと厨房から出る排水から固形物を分離し、メタン発酵する。発生したメタンガスは電気や熱に変えて建物内で使う。残った液体は排水処理する。メタンガスから電気をつくる発電設備や、熱にして利用できるようにするボイラーも含めてシステムを構築する。

設置には大型の飲食店などで使われる厨房除害施設と呼ばれる排水処理施設が必要。1トンの生ごみを発酵させた残りは10キログラム程度になり、ごみ処理費用も削減することができる。大型のショッピングモールや小規模な食品工場であれば、電気料金とごみ処理費用の節減により、10年以内に初期投資を回収できる見込み。

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