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シニアツアーに新風 谷口、手嶋ら実力者が続々
編集委員 吉良幸雄

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2019/6/19 6:30
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男子ゴルフのシニアツアーで、歴代賞金王ら実力者が続々シニアデビュー、新風を吹き込んでいる。2018年にシニア参戦した伊沢利光(51)は1995年日本オープンなどツアー16勝を挙げ2001、03年の2度賞金王に輝いた。昨夏の日本シニアオープンでシニア初出場、2位に入った谷口徹(51)も02、07年の賞金王だ。日本オープン2勝、日本プロは昨年、大会史上最年長の50歳で制覇、3勝目を飾りツアー20勝に到達している。

昨年はほかに09年日本ツアー選手権覇者の五十嵐雄二、日下部光隆、立山光広(いずれも50)もシニア入り。今年は日本オープン、日本プロ各1勝の手嶋多一、深堀圭一郎、桑原克典、桑原将一(いずれも50)とツアー優勝経験者が登場している。いまだにレギュラーツアーで奮戦するなじみの名手がいれば、「君の名は」状態、ゴルフ通でなければ名前を覚えていないような顔ぶれも。また12年賞金王の藤田寛之は16日に50歳になったばかりで、米ツアー3勝の丸山茂樹は9月12日が誕生日だ。日本シニアオープン(9月19~22日、埼玉・日高CC)の出場が待たれる。

谷口はシニアで2戦連続2位に(スターツシニア)

谷口はシニアで2戦連続2位に(スターツシニア)

今季第5戦、スターツシニア(6月14~16日、茨城・スターツ笠間GC)には谷口が今季初出場、シニア2戦目で初優勝を目指した。しかし、プラヤド・マークセン(タイ)に敗れた日本シニアオープンに続き、またもや2位。首位で出た同組のマークセンに一時は4打差をつけられながらかわしたが、エージシュートに迫る64の快進撃をみせた倉本昌弘(63)にプレーオフで敗れた。

18番(パー5)でティーショットが左ラフにつかまった倉本を横目にフェアウエーをキープ。ところが第2打が「グリーンセンターに乗っけようとライン出しをしたら、ダフった。雑念もダメですね」。花道からのアプローチもミスしてパーにとどまり、アプローチをうまく寄せ3メートルのバーディーパットを沈めた倉本に屈した。「やーっ、ガッカリ」。前半はチャンスを再三逃すなど、初めてのコースでグリーンを読み切れなかったのも響いたようだ。

谷口「シニアだろうが優勝は大変」

今季はレギュラーツアー国内開幕戦の東建ホームメイト杯で3日目に右腰に違和感を感じたそうで、ずっと体の状態が思わしくなかった。全米プロシニア選手権もキャンセル。前週の日本ツアー選手権は右足痛のため途中棄権している。「スイングが悪いから、体に負担がかかっているのか」

ただスターツでは練習場でハーフショットの練習を繰り返しドライバーショットが復調、アイアンも芯で捉えられるようになったという。悔いの残るプレーオフ敗退にも「課題にしていたショットも、いっときの病んでる状態から、だいぶ良くなった」。次週のダンロップ・スリクソン福島オープン(グランディ那須白河GC)、前年覇者として臨む日本プロ(鹿児島・いぶすきGC)と続くレギュラーツアーへ、収穫もあったようだ。

レギュラーツアーだと第2打はほとんど一番先に打ち「セカンドオナー慣れしている」のに、シニアだと2番手、3番手で打つことも度々で、どうも勝手が違うよう。「楽しいけど(先輩プロばかりで)あいさつで気疲れも」と笑う。「シニアだろうが、優勝するのは大変」と改めて実感させられた。

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