2019年7月16日(火)

エイスースがゲーミングPCを発表、最上位は90万円超

科学&新技術
BP速報
2019/6/17 14:00
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日経クロステック

台湾・華碩電脳(エイスース、ASUS)の日本法人であるASUS JAPANは2019年6月14日、直営店の「ASUS Store Akasaka」(東京・港)において、ゲーミングブランド「ROG」シリーズの新製品を発表した。

ASUS JAPANがROGシリーズの新製品を発表(写真:山口 健太)

ASUS JAPANがROGシリーズの新製品を発表(写真:山口 健太)

■最上位「ROG Mothership」は90万円超え

発表会にはASUS JAPANのシンシア・テンシステムビジネス事業部マーケティング部部長が登壇した。ROG(アールオージー)シリーズについて、「06年には最初のマザーボードを、07年には最初のゲーミングノートパソコン(PC)を発表した。18年のゲーミングスマートフォン『ROG Phone』により、一般層の認知度も上がったのではないか」と振り返った。

ASUS JAPANのシンシア・テンシステムビジネス事業部マーケティング部部長(写真:山口 健太)

ASUS JAPANのシンシア・テンシステムビジネス事業部マーケティング部部長(写真:山口 健太)

日本での販売実績として、米エヌビディアの画像処理半導体(GPU)「GeForce GTX 1070」以上のハイエンドグラフィックスを搭載したゲーミングノートパソコンにおいて、18年の販売台数が1位になったという(BCNランキングに基づくASUS JAPAN調べ)。

新製品として、ASUSが「世界最強」とうたう「ROG Mothership GZ700GX」を発表した。2-in-1型機のようにキーボードが分離するデザインで、デスクトップパソコンのようにも使えるのが特徴だ。

ROG Mothership GZ700GX(写真:山口 健太)

ROG Mothership GZ700GX(写真:山口 健太)

ディスプレーは17.3型の4K(3840×2160ドット)、CPUには米インテルのCore i9-9980HK、グラフィックスにはGeForce RTX 2080を搭載する。実売予想価格は92万5800円(税別)で、19年秋発売予定である。

スリムなゲーミングノートパソコン「ROG ZEPHYRUS(ゼフィルス)」シリーズとしては、「ROG ZEPHYRUS S GX701GXR」を発売する。ASUSによれば、GeForce RTX 2080を搭載した17.3型ゲーミングノートパソコンとして世界最薄だという。実売予想価格は44万9800円(税別)で6月21日に発売する。

ROG ZEPHYRUS S GX701GXR(写真:山口 健太)

ROG ZEPHYRUS S GX701GXR(写真:山口 健太)

ROGブランドの方向性について、テン部長は「これからもeスポーツだけでなく、全てのゲーマーをサポートするゲーミングブランドでありたい」と意気込んだ。

■「ROG Strix」にはOffice搭載モデルも

続いてASUS JAPANの西康宏システムビジネス事業部テクニカルプロダクトマネージャーが登壇し、メインストリームのゲーミングノートパソコン「ROG Strix(ストリクス)」シリーズを紹介した。

西康宏システムビジネス事業部テクニカルプロダクトマネージャー(写真:山口 健太)

西康宏システムビジネス事業部テクニカルプロダクトマネージャー(写真:山口 健太)

「ROG STRIX G G531」シリーズは、13万9800円から29万9800円まで合計9モデルを展開する。ターゲットとして、カジュアルゲームやeスポーツ入門機、ビジネス利用を挙げた。本体デザインには独BMWのグループ会社である米デザインワークス(Designworks)とのコラボにより、BMWのカーデザインを採り入れたという。

ROG STRIX G G531シリーズ(写真:山口 健太)

ROG STRIX G G531シリーズ(写真:山口 健太)

各モデルはCPUに第9世代Coreプロセッサー、グラフィックスはGeForce RTXシリーズまたはGTXシリーズ、ストレージにSSDまたはHDDを搭載。マイクロソフトのオフィスソフト「Office Home & Business 2019」を搭載したモデルもラインアップする。

ASUS Store限定モデル「ROG Strix Scar III」と「同 Hero iii」には、独自のセキュリティー機能「Keystone(キーストーン)」を搭載する。近距離無線通信(NFC)でつながる物理キーデバイスを装着することで、パソコン本体のストレージにあるシャドードライブを有効化できる。

■ゲーミングユーザーの拡大やビジネス利用にも期待

発表会の後半には、ASUSがスポンサーをしているプロゲーミングチーム「DeToNator」の江尻勝代表と、ストリーマーのYamatoN氏によるトークイベントが開かれた。

新製品のROG Strixシリーズについて、「普段プレーしているタイトルはフレームレートが120以上出ており快適だった。動画配信の負荷も含めて、ハイエンドモデルなら機能している。ゲームだけでなく、情報を発信していくためには、動画編集やエンコードにも高い性能が必要だ」(YamatoN氏)と語った。

江尻代表はゲーミングパソコンのビジネス利用について、「デザインを作るなど、負荷のかかるソフトウエアを起動するケースが多い。ゲーム業界以外の知人からもゲーミングパソコンの評判を聞かれることが増えている」とした。

発表会場には国内で発売予定の新製品に加え、Designworksとのコラボによるコンセプトモデル「ROG Face Off」や、「COMPUTEX TAIPEI 2019」で発表した新製品を参考展示した。

(ライター 山口健太)

[日経 xTECH 2019年6月14日掲載]

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