イスラエル、ゴラン高原の入植地「トランプ高原」と命名

2019/6/17 8:25
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イスラエルのネタニヤフ首相は16日、ゴラン高原の入植地を「トランプ高原」と命名した=ロイター

イスラエルのネタニヤフ首相は16日、ゴラン高原の入植地を「トランプ高原」と命名した=ロイター

【カイロ=飛田雅則】イスラエル政府は16日、同国北部のゴラン高原に新たに設ける入植地について、米トランプ大統領にちなんで「トランプ高原」と命名すると発表した。イスラエルは1967年の戦争でシリアからゴラン高原を奪い占領し、81年に併合を宣言した。国際社会が占領を認めないなか、今年3月にイスラエルの主権を認めたトランプ氏に謝意を示した形だ。

ネタニヤフ首相は現地での式典で「トランプ大統領は誰もしなかった決断をしてくれた偉大な友人だ」と強調した。両国の国旗がついた「トランプ高原」と書かれた看板がお披露目された。トランプ氏は「大変光栄だ」とツイッターに投稿した。新たな入植地には住宅や学校などが建設され、占領地支配の既成事実化が進む。

ゴラン高原はシリアの首都ダマスカスの南西60キロメートルに位置し、軍事戦略上の要衝だ。約2万人以上のユダヤ人入植者が人口の半分近くを占める。イスラエルに肩入れするトランプ氏は「戦略と安全保障の両面で重要だ」として、歴代政権の方針を覆してイスラエルの主権を認めた。

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