2019年7月16日(火)

アルゼンチンなどで大規模停電 送電網に不具合か

中南米
2019/6/17 0:33
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【サンパウロ=外山尚之】南米のアルゼンチンやウルグアイなど複数の国で16日、大規模な停電が発生した。アルゼンチン政府は送電網を管轄するシステムに不具合があったと認めた一方、人為的な攻撃の可能性は低いと指摘した。南米では国境をまたいだ送電網が構築されており、周辺国を含め、数千万人に影響が出たとみられる。

ブエノスアイレスの地下鉄は停電で運休となった(ブエノスアイレスの地下鉄駅)=AP

停電はアルゼンチンの午前7時7分(日本時間16日午後7時7分)に発生した。地元メディアによると、アルゼンチンとウルグアイ全土のほか、ブラジル南部やチリ、パラグアイの一部都市にも波及したという。

アルゼンチンのエネルギー庁のロペテギ長官は16日午後に記者会見を行い、原因について「調査中」としたものの、人為的ではなくシステム上の問題であり「分析する上で、サイバー攻撃の優先順位は高くない」との見方を示した。

地元経済紙アンビト・フィナンシエロはエネルギー庁の報告をもとに、停電発生から11時間が経過した午後6時の時点で、同国の電力需要の77%程度が回復したと報じた。地方都市に比べ、人口が集中する首都ブエノスアイレスで復旧が遅れている。地下鉄が全面的に運休するなど、半日以上にわたり都市機能がまひしたという。

3月にベネズエラで大規模な停電が発生した際には、同国から電力を購入しているブラジル北部で電気が止まり、インフラに混乱をきたした。

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