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日朝会談実現へ協力要請 河野氏、モンゴル外相に

【ウランバートル=共同】河野太郎外相は16日、訪問先のモンゴルで同国のツォグトバータル外相と会談した。モンゴルと北朝鮮の伝統的な友好関係を踏まえ、安倍晋三首相が意欲を示す日朝首脳会談の実現と日本人拉致問題解決への協力を要請した。日本外務省によると、ツォグトバータル氏は日本の立場に理解を示した。

日本の外相によるモンゴル訪問は約9年ぶり。夏の参院選を控え、安倍政権として日本人拉致問題に取り組む姿勢を示す狙いがある。

河野氏は会談で「両国は普遍的価値を共有する戦略的パートナーだ。幅広い分野での協力をさらに発展させる」と強調。ツォグトバータル氏は「関係をさらに深める」と応じた。

両氏は、北朝鮮の非核化実現には国連安全保障理事会制裁決議の完全な履行が重要との認識で一致した。ツォグトバータル氏は、2月の米朝首脳再会談が決裂して以降の北朝鮮の動向についてモンゴル政府の分析を説明した。

国連平和維持活動(PKO)に参加するモンゴル軍の能力向上のため、米国を加えた3カ国の協力強化も申し合わせた。

河野氏は外相会談後、バトトルガ大統領、フレルスフ首相を表敬した。日本の政府開発援助(ODA)で設立したモンゴル初の大学病院の開設式典に出席した。

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