2019年8月19日(月)

欧州議会選でロシアから偽情報、EUが報告書

2019/6/15 6:29
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は14日、5月下旬の欧州議会選での偽情報に関する報告書を公表した。ロシアから過激な意見を流布したり、移民や宗教などの話題で意見の対立をあおったりしたことが確認された。EUは「EUの価値観を損なう動きだ」と批判。フェイスブックやツイッターなどSNS(交流サイト)運営企業には一段の対策強化を求めた。

欧州議会選では偽情報対策が課題だった=AP

報告書は「集めた証拠で投票率の低下や投票行動の変化を狙ったロシア発の継続的な偽情報を確認した」と主張した。約1000の偽情報が確認され、前年の同じ時期に比べて2倍に増えたという。具体的にはSNSのアカウントを使ったり、フェイクニュースのサイトをつくったりして偽情報を流していた。

報告書は偽情報を流す手法が洗練され、情報にアクセスする人々が偽情報だと気づきにくくなっているとも分析した。安全保障を担当するキング欧州委員は記者会見で「必ずしも違法ではないが、世論をミスリードしようとする試みだ」と非難した。

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