米消費者態度指数、2.1ポイント低下 6月速報値

2019/6/15 2:26
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【ワシントン=長沼亜紀】米ミシガン大学が14日発表した6月の消費者態度指数(速報値)は、97.9で前月から2.1ポイント低下した。制裁関税への懸念などが景況感を押し下げたが、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(97.3程度)は上回った。

米消費者態度指数は関税への懸念などから低下した(米ニューヨークの小売店)=AP

「今後の見通し」が88.6で前月から4.9ポイント低下した。一方「現在の景況感」は112.5で2.5ポイント上昇した。

調査担当者は、関税の悪影響を懸念する回答者が5月の21%から6月前半には40%に増えたと指摘。また関税で価格が上がる前に購入しようとの考えから「耐久財を購入するのに今が適切」とする回答者が増え、「現在の景況感」を押し上げた。

一方、消費者の長期のインフレ予測は2.2%に下がり、調査開始以来の最低水準となった。物価上昇率は米連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%を6カ月連続で下回っており、FRBは消費者が将来も物価上昇が弱いと予測することで物価が上がりにくくなることに警戒を強めている。

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