三菱ケミカル、記録メディア事業売却 台湾企業に35億円

2019/6/14 19:55
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三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下の三菱ケミカルは14日、「バーベイタム」ブランドで世界展開している光ディスクなどの記録メディア事業を、台湾のCMCマグネティクスに売却すると発表した。売却額は35億円程度のもよう。三菱ケミカルは記録メディア事業から撤退し、高機能の樹脂やフィルムなどの重点事業に注力する。

売却するのは三菱ケミカル子会社の三菱ケミカルメディア(東京・千代田)が展開する記録メディア事業など。同社は1996~2005年に三菱ケミカルHD会長の小林喜光氏が社長を務めた。赤字続きだった記録メディア事業を立て直し、手腕が注目された経緯がある。

CMCは光ディスク製造の世界大手。三菱ケミカルメディアの光ディスクなどのOEM(相手先ブランドによる生産)を手がけている。事業買収後もバーベイタムのブランドは維持する方針だ。

三菱ケミカルメディアの18年3月期の連結売上高は約393億円。ネットによる動画や音楽配信サービスの広がりでハードディスクドライブ(HDD)など大容量の記憶媒体の需要が高まる一方、CDやDVDといった光ディスク市場は縮小傾向にあるという。

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