2019年7月23日(火)

春季交渉の賃上げ平均額5025円、率は1.84% 連合愛知

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2019/6/14 19:35
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日本労働組合総連合会愛知県連合会(連合愛知)は14日、2019年の春季労使交渉の5月末時点での集計結果を発表した。定期昇給を含む平均賃上げ額は5025円、賃上げ率は1.84%だった。前年同時期の集計に比べ、金額で227円、率は0.12ポイント下回った。連合愛知は「賃上げのムードが以前より弱くなったのではないか」と指摘した。

要求を提出した420組合のうち、5月末時点で348組合が回答を得た。非公表の組合を除き、ベースアップ(ベア)を獲得したのは220組合だった。組合員数300人未満の中小組合の賃上げ額は4674円(賃上げ率1.74%)、300人以上の大手組合では同5471円(同1.95%)だった。

大手と中小の賃上げ率の格差は0.21ポイントとなり、前年同時期より0.02ポイント拡大した。ただ、連合愛知は大手と中小の賃金格差縮小の流れは維持されているとみている。

ベアが実施された220組合では賃上げ額が5286円(1.95%)で、うちベア相当分は1215円(0.45%)だった。規模別のベア相当分は大手が1194円(0.42%)、中小は1241円(0.49%)で、中小が金額、率ともに大手を上回った。

連合愛知の三島和弘事務局長は「賃上げの流れは続いている。中小と大手の格差是正に向け、上げ幅のみならず水準についてもこだわりたい」と話した。

今年の春季交渉では昨年のトヨタ自動車に続き、アイシン精機など、ベア額を公表しない組合が7組合から33組合に増えた。

今後もベア額を公表しない流れが続けば、集計方法を見直す必要が出てくる可能性もある。

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