この記事は会員限定ですインド株、ガラスの最高値 2007年の米国を忘れるな
本社コメンテーター 梶原誠
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インドで、珍しい現象が起きている。歴史的な株高と、ミニ金融危機の同時進行だ。
6月3日。同国を代表する株価指数であるムンバイ証券取引所のSENSEXは、史上初めて4万の大台を超えて引けた。
株高が景気を刺激する芽もちらつく。4日、首都ニューデリーで韓国のサムスン電子が8Kテレビの発表会を開いた。会場はロレックスなどの高級ブランドが軒を連ねるショッピングモールだ。
サムスンは、インド市場で初めて富...
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東京、ニューヨーク、ソウル、香港を拠点に市場を通して世界を見てきた。アジア通貨危機、日本の金融危機、リーマン危機も取材。編集委員、論説委員、英文コラムニストを経て2017年2月より現職。市場に映る全てを追う。
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