2019年7月20日(土)

「ポリテック」で働き方改革(写真でみる永田町)

写真でみる永田町
政治
2019/6/17 6:30
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13日午後、厚生労働省の職員が省内の一室に置かれたブースに入るとパソコンに向かって話し始めました。画面には議員会館にいる自民党の小泉進次郎厚労部会長が映し出されました。

厚労省内の職場環境についてアンケート結果を小泉氏にレクチャーした

厚労省内の職場環境についてアンケート結果を小泉氏にレクチャーした

小泉氏「オンラインを活用すると『議員レク』の負担感はどれくらい減りますか」

職員「議員会館への移動だけでも片道30分はかかります。すごく効率化できます」

小泉氏「オンラインが当たり前になったら霞が関の働き方改革に大きなインパクトを与えますね」

通話ソフト「スカイプ」で国会議員のパソコンやタブレット端末とつなぎ、法案や政策を説明する霞が関で初めての取り組みです。4月に省内に発足した若手チームによる業務改革の第1弾で、厚労省は半年間の実証を踏まえ導入の可否を決めます。

小泉氏は「政治(ポリティクス)とテクノロジーを合わせた『ポリテック』を進めれば、議員や官僚の労働生産性をはじめ国家運営の質が高まる」と話しています。

地方にある厚労省の出先機関とつなぐことも想定

地方にある厚労省の出先機関とつなぐことも想定

議員会館では、カバンに資料を大量に詰めて「議員レク」のために訪れる省庁の職員をたくさん見かけます。議員からの緊急の呼び出しも珍しくありません。社会保障や労働行政を所管する厚労省では、議員レクは年9000回を超えるそうです。議員レクは厚労省に限らず全省庁の長時間労働の一因になっています。

民間企業ではいまさら「スカイプ」か・・・という声もありそうですが、それでも定着すれば官僚の働き方改革につながると期待しています。

(竹内悠介)

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