/

全国の児相が緊急会議 「48時間ルール」徹底求める

(更新)

札幌市中央区の池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死し、傷害容疑で母親と交際相手の男が逮捕された事件を受け、厚生労働省は14日、全国の児童相談所の所長を集めた緊急会議を開いた。

厚労省で開かれた全国の児童相談所長を集めた緊急会議(14日午前)=共同

午前11時ごろに始まった会議の冒頭、根本匠厚労相は事件について「児相や警察が関わっていた中でこうした結果になったことは痛恨の極みだ」と話した。札幌市の児相は、虐待を疑う通告から48時間以内に子供の安全を確認するといった政府が定めたルールを守っておらず、緊急会議で改めて子供の安全確認の徹底などを求めた。

2018年3月に東京都目黒区で虐待を受けた5歳女児が死亡した事件を受け、政府は同年7月、虐待通告から原則48時間以内に児相職員らが直接子供の安全を確認するというルールを決定。確認できなかった場合は立ち入り調査を実施することとしていた。

今年1月に千葉県野田市で10歳の女児が死亡した事件後には「保護者が子供と会うことを拒む場合はリスクが高いものと認識する」というルールも関係閣僚会議で決定していた。

しかし、札幌市の児相は4月に「子供の泣き叫ぶ声が聞こえる」という通告を受理した後、詩梨ちゃんと面会できない状態が続いており、立ち入り調査も実施していなかった。

厚労省は緊急会議で全国の児相にルールの徹底を求める。実際に48時間の確認ルールを守れたケースがどれぐらいあるのかを調べる緊急点検も行い、課題を洗い出す。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン