2019年8月20日(火)

ホルムズ海峡、緊迫増す 米・イランの関係悪化背景

2019/6/13 23:57
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国華産業(東京・千代田)が運航する貨物船が襲撃を受けた中東ホルムズ海峡付近は、米国とイランの緊張関係を背景に警戒感が高まっていた。

「政治情勢の影響を受けやすい海域なので、航行するときは見張りを増やすなど緊張感を持っていた」。大手海運会社社員が明かす。

ペルシャ湾の入り口に位置するホルムズ海峡では、2010年に商船三井運航の大型石油タンカーがテロ攻撃を受けた。国華産業も「5、6年前までは海賊が多いという情報もあり、武器を持った人間を乗せていたが、最近は特別な警戒態勢は取っていなかった」(幹部)という。

中東情勢に詳しい日本エネルギー経済研究所の保坂修司・研究理事は今回の攻撃について「イランはこれ以上米国との衝突をエスカレートさせる気はなく、イランの体制指導部が実行したとは考えにくい」とみる。攻撃が安倍晋三首相のイラン訪問中だったことから「イランと米国の関係改善を妨害したい勢力の攻撃ではないか」とし、中東の過激派組織「イスラム国」(IS)などが関与した可能性があると指摘した。

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