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夜間委託先に出動依頼せず 札幌女児衰弱死で児相

札幌市中央区で池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が衰弱死した事件で、市児童相談所が5月中旬、北海道警から母子との面会に同行を要請された際、夜間業務を委託している機関に出動を依頼していなかったことが13日までに分かった。児相は夜間でも対応できる態勢を整えているにもかかわらず「夜間態勢がない」として道警の要請を断っていた。

児相は「出動に1時間ほどかかることが運用の判断を鈍らせた」と説明。中央区を担当する委託先の札幌南こども家庭支援センターは「やりとりすらしていない。依頼されたら出動していた」という。

児相が同行を断った5月13日は、母親の池田莉菜容疑者(21)が拒否したため道警は面会できなかった。道警は2日後の15日、母子と単独で面会し、詩梨ちゃんの頬のあざなどを確認したが「虐待は疑われない」と児相に連絡。児相は自ら確認をせずに道警の判断を追認、詩梨ちゃんは約3週間後に衰弱死した。

また15日の面会を巡っては、児相が今月10日の記者会見で「道警から同行を控えるよう要請があった」と主張していたが、児相の高橋誠所長は13日記者会見し「道警に断られたのではなく、双方の話し合いで児相が判断した。齟齬(そご)はない」と説明を修正した。

高橋所長は「(10日の記者会見での)言い方が不適切だった。母親が嫌がる可能性が高いとの情報があったため同行しなかった」とした。〔共同〕

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