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柔道がJUDOになった日 1964年東京五輪

柔道が五輪に初登場したのは1964年東京大会。日本勢は全4階級で3つの金メダルを獲得したが、最後に立ちはだかったオランダ人によって「柔道がJUDOになった日」として記憶されている。

軽量級・中谷雄英から3日連続金で迎えた最終日の10月23日。「無差別級こそ本丸」との期待を背負った神永昭夫が日本武道館の決勝で対峙したのは、身長2メートルに迫る巨漢のアントン・ヘーシンクだった。

度々来日して稽古を積み、3年前の世界選手権も制していたヘーシンクは強かった。8分過ぎに神永が仕掛けた体落としを潰し、逆にけさ固めで押さえ込んで一本勝ち。その光景に日本の柔道関係者と観客はショックを受けたが、同時に思わぬ異邦人の姿を目にする。

優勝の瞬間、喜んだオランダのコーチ陣が畳に駆け上がろうとするのを、ヘーシンクは手で制して押しとどめたのだ。強さだけでなく、礼節を重んじる武道精神を体現したヘーシンクは柔道国際化の象徴となった。

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