2019年7月20日(土)

運転の元院長立ち会い実況見分 警視庁、池袋暴走事故で

2019/6/13 11:30
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東京都豊島区東池袋で乗用車が暴走し12人が死傷した事故で、警視庁は13日、乗用車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)を立ち会わせて実況見分を行った。事故を起こした車と同型車を使って飯塚元院長に当時の状況を確認した。今後、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑での立件に向けて調べを進める。

実況見分は事故現場周辺を通行止めにし、13日午前10時に始まった。元院長を後部座席に乗せ、捜査員が運転して事故当時と同じルートをゆっくりと走行。時折停車し、複数の捜査員が元院長から当時の状況を聴いた。

元院長はこれまでの事情聴取に対して「アクセルが戻らなかった。ブレーキが利かなかった」と車両の不具合を主張、運転ミスを否定している。

警視庁が自動車メーカーなどの立ち会いの下、事故時の車や同型車を使って機能検査を実施したところ、アクセルやブレーキに異常はみられなかった。警視庁は元院長の運転ミスが事故原因だった可能性が高いとみている。元院長に逃走の恐れがないことから逮捕せず任意捜査を続けている。

事故は4月19日午後0時25分ごろに発生。松永真菜さん(当時31)と長女の莉子ちゃん(当時3)が死亡し、飯塚元院長を含む10人が重軽傷を負った。元院長は胸の骨を折る重傷で入院したが、5月18日に退院した。

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