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投信コラム

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思わぬ変動「為替リスク」(気になる投信用語)

2019/6/17 12:00
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投資信託に興味はあっても、専門的な用語が多くてとっつきにくい……。そんな投資初心者のために、「気になる投信用語」として投信選びの参考になりそうな言葉の意味やデータの使い方などをわかりやすく解説する。

■外貨建て資産は為替レートにも注意

ドルやユーロといった外貨建ての資産に投資すると、資産の価格だけでなく、外国為替レートの変動も運用成績に影響する。円に対して外貨の価値が高まる(円安・外貨高が進む)と、円に換算した資産の価格は上昇するが、逆に外貨の価値が下がる(円高・外貨安が進む)と、円建て価格は目減りする。為替の変動から受ける収益の不確実性(振れ幅)を「為替リスク」と呼ぶ。

投信は外貨建て資産の組み入れ比率が高いと、為替の影響が大きくなる。為替レートは国・地域間の金利差といった経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)、政治情勢、外国為替市場の需給など様々な要因によって変動する。外貨建て資産に投資する投信は、為替変動によって思わぬ損失が生じる場合もあるので注意が必要だ。

■為替ヘッジでリスクを低減

投信には先物などを利用した「為替ヘッジ」という手法で、為替リスクを低減するタイプがある。為替ヘッジと一口に言っても(1)為替リスクをすべてヘッジ(フルヘッジ)、(2)機動的にヘッジ比率を変更――など投信によって方針が異なるため、購入前に目論見書などで確認したい。

同じ資産で運用している投信で、為替ヘッジの有無を選べる場合もある。例えば、米国市場に上場する不動産投資信託(REIT)を投資対象とし、国内公募の株式追加型投信で純資産総額上位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」には、為替ヘッジが付いたタイプの「フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり) 」がある。

一方、為替ヘッジはコストがかかり、投信の基準価格にとってはマイナス要因となる。期待する収益や許容できるリスクなどを踏まえ、為替リスクの有無や為替ヘッジの方針を判断したい。

日経電子版は個別投信ページの「トップ」タブのファンド概要にQUICK投信分類として、為替リスクを「あり」「一部あり」「なし」の3種類に分けて表示している。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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