2019年6月17日(月)

トランプ氏の元側近、議会証言へ ロシア疑惑めぐり

トランプ政権
北米
2019/6/13 8:22
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=中村亮】米議会下院の司法委員会は12日、トランプ政権の元広報部長ホープ・ヒックス氏が19日にロシア疑惑をめぐる議会証言に応じると発表した。同氏はトランプ氏がロシア疑惑の捜査を妨げたとみられる疑惑行為を目の当たりにした人物だ。野党・民主党はトランプ氏の疑惑行為の詳細や意図を把握し、大統領弾劾の是非を判断する材料にする考えだ。

ヒックス氏はトランプ米政権で広報部長を務めた=AP

ヒックス氏は、ロシア疑惑捜査の対応をホワイトハウスで担った元法律顧問ドナルド・マクガーン氏に近い。ロシア疑惑の初期段階の捜査を仕切ったコミー前米連邦捜査局(FBI)長官をトランプ氏が解任した経緯などに熟知しているとみられる。

ヒックス氏はこれまでホワイトハウスから議会証言に応じないよう指示を受けて出席を拒んできた。ただ野党・民主党は議会協力を拒む人物を提訴する構えを強めており、ヒックス氏は証言に応じる方針に転換したとみられる。

議会ではロシア疑惑を巡り、トランプ氏による捜査妨害を認定するかが最大の焦点になっている。民主党はマクガーン氏や疑惑捜査を仕切ったモラー特別検察官にも議会証言に応じるよう働きかけている。民主党内の左派はトランプ氏の弾劾を求める声が根強いが、ペロシ下院議長は慎重姿勢を崩していない。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報