2019年6月19日(水)

プロ野球

日本ハム・吉田輝、直球勝負でデビュー戦飾る プロ野球

2019/6/12 23:05
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秋田・金足農高のエースとして甲子園に旋風を巻き起こしたのは約10カ月前。膨らむ期待でヒートアップするスタンドとは対照的に、日本ハムの18番を背負った吉田輝は「あまり緊張はしなかった」と、柔らかな表情で真っさらなマウンドに足を踏み入れた。

【12日のプロ野球 結果と戦評】

交流戦の広島戦でデビューし、初先発勝利を挙げた吉田輝=共同

交流戦の広島戦でデビューし、初先発勝利を挙げた吉田輝=共同

初回、先頭の長野には生命線ともいえる直球を続け、3球目を右前へ運ばれる。さらに2つの四球で1死満塁と、いきなり窮地を背負った。

なのに、「初回のピンチはいつものこと」と動揺はない。西川には直球一本勝負で3球三振。続く磯村は緩いカーブで三ゴロを打たせ、無傷で切り抜けてみせた。

きれいな回転で捕手のミットに吸い込まれる直球は140キロ台前半。ギアをあげれば、帽子が頭から落ちるほどに腕を振り140キロ台後半をマークする。

打者からすればボールが浮き上がるような感覚のようで、バットがボールの下をくぐる。直球で4つの空振り三振を奪い、「指にかかったボールは通用した」と手応えを口にした。

2軍では9試合に登板して防御率4.15といまひとつだったが、「結果が良くても悪くても大きな意味がある」と吉田輝を送り出した栗山監督。初登板で初勝利をつかみ取った18歳の若者に対し、「(チームに)新しい風を持ってきてくれた」と喜んだ。

平日開催ながら3万3千人超が入った札幌ドームで5回1失点。甲子園と同様、舞台が大きいほど持てる力を発揮する強心臓ぶりを披露した。新たなスターの誕生を予感させるに十分な84球だった。(木村慧)

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