2019年6月19日(水)

ウエストが関西進出、京都にそば1号店 まず3店

小売り・外食
九州・沖縄
2019/6/13 7:00
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うどんや焼肉店を展開するウエスト(福岡市、若山和夫社長)は関西地区に進出する。27日、京都市にそば店を新規出店する。家族連れや会社員などに割安感で訴求する。同社は九州・山口を地盤にし、そば店は関東にすでに出店している。関西ではまず3店まで増やし、関東と関西で年間5~10店出店する。

ウエストは低価格でそばを提供する

そば業態の「生そば あずま」の路面店を27日、京都市西京区の住宅街に開く。席数はテーブルやカウンターで約70席。もりそば(648円)などのメインメニューに加え、午後5時以降はおつまみメニューも提供する。昼は会社員や周辺のシニア層、夜は家族連れや居酒屋使いなどに幅広く訴求する。

うどんは麺の硬さやスープの味付けなどで地域色が強く、価格競争も激しい。このため、同社は地盤の九州ではうどん、関東ではそば店を軸に展開してきた。

現在、関東に出店している8店舗では、麺を3玉まで無料とするサービスなどが「割安で満足感が高い」と、来店客から一定の支持を得ているという。京都の店も関東と同じメニューや価格設定とし、同地域に多い高価格店と、低価格な立ち食い店の中間価格帯で顧客を開拓する。客単価は880~980円を見込む。周辺の高価格のそば店より300~400円安くなる見通しだ。

「あずま」業態の年間出店目標は、関東と関西で計5~10店とする。関西では1号店の収益性を慎重に判断した後、まず地域で3店舗まで広げたい考え。その際、人繰りや食材供給の効率を高めるため、1号店を起点に10キロ圏内で出店密度を高める戦略を取る。

近年、飲食業では人手不足が深刻化し、同社も新規出店が目標を下回る状況。ただ同社は以前から、直営店の店長に社員を据えて運営させる方式だけでなく、店や設備は同社が所有するが、店長は個人事業主などに委託する方式も活用してきた。

関西1号店も、京都で飲食店を営み、地域の顧客ニーズをよく知る企業と契約を結び、運営を委託する。店舗の収益を高めつつ、社員の人手や人件費などを抑えて出店拡大を図る。(鳥越ゆかり)

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