2019年6月27日(木)

筑波山麓産「フクレミカン」、肥満抑制に効果 茨城大など確認

北関東・信越
科学&新技術
2019/6/12 20:18
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茨城大学などの研究グループは、筑波山麓の特産品「フクレミカン(福来みかん)」の果皮に肥満抑制とストレス抵抗性に効果のあることをマウスの実験で確認した。これまで抗酸化物質の「ポリメトキシフラボノイド」が多いことは知られていたが、動物実験などによる機能性の効果は検証されていなかった。

筑波山周辺の特産品「フクレミカン(福来みかん)」の果皮に肥満抑制とストレス抵抗性への効果が確認された(茨城大学提供)

フクレミカンは直径3~5センチメートルの在来のかんきつ類で、果皮は七味唐辛子などに利用される。研究グループでは熟する前のフクレミカンの果皮の粉末を混ぜたエサをマウスに与え、肥満やストレスへの効果を検証した。

肥満抑制の実験では24時間明るさを保った環境で一方のグループに高脂肪食のエサを与え、もう一方に果皮の粉末を5%混ぜた高脂肪食のエサを4週間与えた。エサの摂取量に差はなかったが果皮の粉末を与えたグループは体重の増加量が約半分にとどまった。血中コレステロール量と中性脂肪のレベルも低かった。

ストレス抵抗性の実験ではストレスを与え続けたマウスを使って一方のグループには通常のエサを与え、もう一方には果皮の粉末を混ぜたエサを3週間与えた。果皮の粉末を与えたグループでは抵抗性が増える傾向がみられたという。

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