2019年6月27日(木)

富士フイルム、音まで「撮れる」チェキを発売

エレクトロニクス
2019/6/12 14:52
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チェキの新製品発表会に出席したモデルの堀田茜さん(=写真右)と谷まりあさん

チェキの新製品発表会に出席したモデルの堀田茜さん(=写真右)と谷まりあさん

富士フイルムは12日、インスタントカメラ「チェキ」の新製品を6月に発売すると発表した。伝えたいメッセージなどを録音し、写真に付いたQRコードを読み取って再生できる新機能を搭載した。チェキはアナログ写真の魅力が見直されたことで販売台数が伸びている。スマートフォンと連携した機能を加えて利用者を増やし、さらなる事業拡大を狙う。

新製品「instax mini LiPlay(インスタックスミニリプレイ)」を21日に発売する。価格はオープンだが、税別1万7500円前後を想定する。新製品は約255グラムと最軽量を実現した。色と質感が異なる3種類の製品をそろえた。販売目標は非公表。

スマホと連携した複数の機能を新たに搭載した。カメラで最大10秒間録音した音声のデータをスマホ読み取り用のQRコードとしてフィルムに印刷できる。写真を撮ったときの様子を音として残せるほか、メッセージ交換などの利用を見込む。

カメラ本体で撮った写真に加えてスマホの画像もプリントできる。スマホ写真をチェキとしてプリントできる既存製品はカメラ機能が付いていなかった。カメラとプリンターを兼ね備えた製品で使い勝手を高める。カメラと接続したスマホを操作し、離れた場所から写真を撮れる機能も搭載した。

チェキは1998年に発売。2002年に販売台数100万台を達成したが、その後デジタルカメラの登場などで10万台まで落ち込んだ。近年は海外の若年層の人気などで急回復し、18年度は1000万台と過去最高を更新した。12日の記者会見に出席した助野健児社長は「19年度以降も毎年1000万台レベルの販売を維持する」と述べた。

(清水孝輔)

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