2019年6月19日(水)

北海道、大阪で参加者増 防災模試、地震で関心?

社会
2019/6/12 13:47
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ヤフーが「第2回全国統一防災模試」を行ったところ、昨年の第1回より約9万人増の約74万人が最後まで解答した。人口当たりの参加率は北海道と大阪が大幅に増加。昨年は北海道地震(9月)や大阪府北部地震(6月)が発生し、関心が高まったとみられる。

模試はスマートフォンから参加する方式で今年3月に実施した。「災害用伝言ダイヤルに電話をかけなさい」(正解は171)「地震保険で補償される金額の限度額は」(正解は建物5千万円、家財1千万円)といった25問が出題された。

都道府県別の参加率は東京の0.73%がトップで、2位は0.69%の神奈川。北海道もプラス0.17ポイントの0.69%で前回の8位から3位へ上昇。大阪はプラス0.18ポイントの0.66%で19位から5位に浮上した。最下位は鹿児島の0.31%。全国平均は0.58%で、地域により差が出た。

平均点は、100点満点で53.99点の高知が1位となり、次いで静岡52.70点、宮城52.34点の順。全国平均は51.03点で、最下位は49.51点の福岡だった。

問題作成に協力した東北大の佐藤翔輔准教授(災害情報学)は「点数は知識、参加率は関心の高さとしてとらえることができる。平均点上位は南海トラフ地震の被害想定エリアや東日本大震災などの被災地が多かった一方で、前回上位だった東京、神奈川、千葉は順位を落としており、首都圏における備えの懸念がある」と分析した。〔共同〕

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