2019年6月19日(水)

中国物価、5月は2・7%上昇 1年3カ月ぶり上昇幅
豚肉・果物が値上がり

米中衝突
貿易摩擦
中国・台湾
2019/6/12 12:13
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【北京=原田逸策】中国国家統計局が12日発表した2019年5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇した。上昇幅は4月から0.2ポイント拡大し、18年2月以来、1年3カ月ぶりの高水準だった。アフリカ豚コレラのまん延で飼育頭数が減った豚肉が値上がりしたほか、果物の高騰が押し上げた。

果物の高騰が物価を押し上げた(北京市内の市場)

中国のCPIは買い物客が増える春節(旧正月)休暇の時期に上昇する傾向がある。春節の時期を除けば、5月の上昇幅は13年11月以来、5年6カ月ぶりの高水準だ。

豚肉は18%上昇し、CPIを0.38ポイント押し上げた。アフリカ豚コレラは収束がみえず、中国政府は年末に向けて豚肉がさらに値上がりするとみている。果物は27%上昇し、CPIを0.48ポイント押し上げた。果物は歴史的な高値圏にあり、上昇幅は4月より15ポイント拡大した。

一方、同日発表した5月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比0.6%上昇した。上昇幅は4月から0.3ポイント縮小した。石油・天然ガスの上昇幅が縮まったほか、販売不振の自動車は0.7%下落した。

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