2019年6月17日(月)

女性の遺体遺棄容疑で逮捕 市職員ら2人、京都・向日

社会
2019/6/12 9:19
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京都府警向日町署は12日、同府向日市のアパート駐車場に女性の遺体を捨てたとして、アパートの住人で職業不詳、橋本貴彦容疑者(55)と、向日市地域福祉課主査の余根田渉容疑者(29)=京都市西京区=を死体遺棄の疑いで逮捕した。

女性の遺体が見つかった駐車場(11日午後、京都府向日市)=共同

女性の遺体が見つかったアパート駐車場(12日午前、京都府向日市)=共同、画像の一部を加工しています

同署によると、橋本容疑者は生活保護を受給し、余根田容疑者が担当のケースワーカーという。遺体は中年とみられ、全身が白いテントシートで包まれた上から粘着テープで巻かれ、腐敗が進んでいた。2人は「女性の死体を運び出して駐車場に遺棄したことは間違いない」と容疑を認めている。

捜査関係者によると、遺体に目立った外傷はないが、橋本容疑者は女性への傷害をほのめかしているという。女性は橋本容疑者と同居していたとみられる40代の交際相手の可能性がある。

向日市の安田守市長は12日記者会見し、「多大なご迷惑をお掛けし、心からおわびします」と謝罪した。市によると、余根田容疑者は2015年7月から地域福祉課で勤務し、18年1月から橋本容疑者を担当。真面目で寡黙なタイプで、勤務態度に変わった様子はなかったという。

逮捕容疑は共謀し、11日午前11時20分ごろ、向日市上植野町藪ノ下のアパートの駐車場に、女性の遺体を遺棄した疑い。

橋本容疑者は2階建てアパートの1階に居住。11日午前11時ごろ、近隣住民から「2階の一室から異臭がする」と110番があった。2人は通報を知り、遺体を部屋から運び出したとみられる。余根田容疑者は11日、橋本容疑者の住むアパートを定期訪問していた。

捜査関係者によると、2階の部屋は余根田容疑者が最近借りたといい、遺体を保管していたとみられる大型の冷蔵庫が室内から見つかった。

同署は12日、アパートを現場検証。女性の遺体を隠していたとみて経緯を調べ、司法解剖し死因や身元の確認を進める。

現場は阪急京都線西向日駅の南約600メートルの住宅街。〔共同〕

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