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世界のエネ消費、18年は3%増 8年ぶり伸び率

【ロンドン=篠崎健太】英石油大手BPが11日発表した世界エネルギー統計によると、2018年の世界のエネルギー消費量は前年比2.9%増え、10年以来8年ぶりの高い伸び率になった。高温や寒波など極端な天候の日が多く、冷暖房の需要増が押し上げた。エネルギー利用に伴う温暖化ガスの排出も勢いづき、2.0%増と7年ぶりの高い伸び率だった。

18年のエネルギー消費量(石油換算ベース)は138億トンで、前年比の伸び率は17年の1.9%から急拡大した。過去10年平均(1.5%)の2倍近いペースになった。

全体をけん引したのは中国、米国、インドで、3カ国で世界の増加分の約7割を占めた。エネルギー別では天然ガスの需要の伸びが目立った。

国別で増勢が著しかったのが米国だ。17年まで3年間の消費量はほぼ横ばいだったが、18年は一転して3.5%増の23億トンと、88年以来30年ぶりの高い伸び率になった。BPは極端な高温や低温の日数が例年より多く、冷暖房需要が高まったためと分析している。

エネルギー消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出量は前年より2.0%増え、伸び率は17年より1.0ポイント拡大した。グループチーフエコノミストのスペンサー・デール氏は同日の記者会見で「低炭素エネルギーへの転換加速が求められる中で心配な構図が示された」と語った。

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