2019年7月24日(水)

富士通、音を振動と光で表現 聴覚障害者やイベントに

エレクトロニクス
2019/6/11 21:26
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富士通は11日、音を光と振動で感じる装置「Ontenna(オンテナ)」を活用したイベント支援サービスを7月から始めると発表した。オンテナは小型サイズの装置で、髪の毛や襟元などに付けて使える。耳が聞こえなくても音を感じられる。聴覚障害者の生活を支援するほか、娯楽イベントやスポーツでの活用も見込む。

富士通の「Ontenna(オンテナ)」は髪の毛や襟元などに付けて使える。

オンテナは本体とコントローラーがある。本体はマイクが付いており、音の大小によって振動する。コントローラーが音を拾い、複数のオンテナ本体に信号を送って同時に反応させる機能もある。イベントなどで使えば一体感のある体験ができる。価格はオープンだが、本体は2万5千円前後、コントローラーは3万円前後を想定する。

オンテナは富士通がイベント向けサービスを提供する。オンテナ30台を1日当たり税別20万円でレンタルする。2021年までにスポーツ・文化団体や自治体など1000イベントでの提供をめざす。企業や個人向けの販売は富士通エレクトロニクスが担う。初年度は1万台の販売をめざす。

オンテナの開発を主導した本多達也氏は大学時代に手話通訳のボランティアや手話サークルの立ち上げを経験。オンテナのアイデアで情報処理推進機構(IPA)の「未踏IT人材発掘・育成事業」のプロジェクトに採択された。富士通に入社してからも製品の開発に取り組んできた。

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